宝塚音楽学校の倍率は、ここ数年約20倍以上の競争率となっていて、40名の募集人数に対して、およそ1000名の方が受験しています。
このことからもわかるように、宝塚音楽学校は「日本一の難関校」といっても過言ではありません。
そんな、宝塚音楽学校に合格したい!夢の舞台に立ちたい!と考えている受験生の皆さん。
宝塚音楽学校の受験を突破するためには、心がけたほうがよい3つのことがあります。
この記事では、私が実際に宝塚を受験をした経験から、宝塚音楽学校受験を突破するために心がけたほうがよい3つのことをご紹介します。
それを読んで、あなたもぜひ、まずは宝塚音楽学校合格を目指して下さいね!。
宝塚受験を突破するために心がける3つのこと
それは、ずばり、
- 自分を知ること
- 素直な心
- 綺麗な言葉遣い
です。
この3つを意識して心がけ、実践することで、あなたの印象は大きく変わり、宝塚受験を突破できるかもしれません。
それでは、一つ一つ解説していきたいと思います。
自分を知ること
宝塚の試験で、自分をアピールするには、あなた自身が自分のことを、よく理解していなければなりません。
例えば、新商品のお菓子を紹介するのに、そのお菓子のことをなにも知らなければ、宣伝もできませんよね?
そのお菓子の特徴は?
他のお菓子となにが違うの?
味は?見た目は?値段は?
これらを知ることで、初めて、このお菓子を理解し、みんなに「食べてみて」とおすすめできるのです。
自分の強みやアピールポイント、長所や短所、好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なこと、自分の価値や魅力など、まずは、自己分析して自分で自分のことを知ることで、はじめて他人にも、あなたの魅力を知ってもらうことができます。
私が受験生だったとき、自分を知るために実践したことは、
- 自分自身について、思いつくことはすべてノートに書き出す
- 受験スクールの先生に言われた褒められたことやだめだしされたことをノートに書き出す
- 同じ受験スクールの友達に言われたアドバイスをノートに書き出す
- 自分自身の伸ばすところと改善するところを明白にする
- 次のレッスンで意識して実践してみる
という作業をレッスンのたびに必ずやっていました。
私は自分自身にあまり自信が持てない性格で、自己紹介や自己アピールが大の苦手でした。
しかし、これを実践していくうちに、自分のいいところやアピールポイントが見えてきて、欠点だと思っていたところも、それもひっくるめて自分なんだ…と思えるようになり、少しづつ自分に自信が持てるようになりました。
あなたも自分自身を知ることを心がけてみて下さい。
素直な心
「宝塚に合格しているすべての人に共通している」と言えることがあります。
それは、「素直な心を持っている」ということです。
宝塚に入ると、上下関係は特に厳しく、これはたとえ話ですが、「カラスは白い」と上級生が言えば、カラスは白いのです。
それが、当たり前の世界です。
上級生に対しての言い訳や、口答えは、一切できません。
それが、宝塚のしきたりであり、伝統なのです。
それに、素直に従えず、反発するような人は、万が一、合格できたとしても、その集団の中で続けていくことは難しいかもしれません。
素直に受け入れることのできる、柔軟な心を持っている人たちの集団だからこそ、100年以上の伝統が守られ、今なお人気が衰えない理由の一つだと思います。
受験生だった当時の私は、受験スクールの先生から「素直な子は宝塚に受かりやすい」という一言を聞いて、とにかく素直に先生の言うことを聞く、口答えや言い訳は一切しない!というのを心がけて、レッスンに励みました。
素直な子が受かりやすいなら、私も素直な子になれば受かるかもしれない!と単純に思ったからです。
宝塚歌劇団の一員になるには、素直な気持ちを持っていることが、絶対に必要になります。
あなたは、ご両親や先生のいうことを素直に聞いていますか?言い訳や口答えはしていませんか?
素直な心を持つことが、宝ジェンヌに近づく第一歩です。
きれいな言葉遣い
外見はとっても素敵な女性なのに、実際に話してみたら、ひどい言葉遣いだったら、あなたはがっかりしませんか?
言葉遣いは、そのままあなたのイメージにつながります。
言葉遣いを見直すだけで、周囲の反応もかなり変わるはずです。
言葉遣いは、あなたを移す鏡だと思って下さい。
そのために、言葉を磨く意識を持ってください。
きれいな言葉遣いが自然にできるようになると、自然に外見も磨かれ美しくなります。
あなたも今から、きれいな言葉遣いを心がけてみてください。
そうすることで、宝塚音楽学校の受験に限らず、きっとあなたの人生をプラスにしてくれます。
まとめ
以上が、宝塚受験を突破するために心がける3つのことです。
この3つは、どれもすぐに身につくようなものではないかもしれませんが、今までのご両親のしつけや、周りの環境、あなたの性格などで、もうすでに身についている…という方もいると思います。
しかし、それを、意識して強みにするのと、持っているのに宝の持ち腐れにするのとでは、大きな違いがあります。
せっかく、持っているならば、意識して心がけることで、あなたの最強の強みに変わります。
持っていなければ、意識して心がけ身につけることで、あなたの人生が変わります。
この3つを心がけて、宝塚音楽学校に合格して、宝ジェンヌになる夢を叶えて下さいね!