宝塚を受験してみたいけど、両親に反対されている…と悩んでいるあなた。
自分のやりたいことができないって、なんだか気持ちがもやもやして、辛い気持ちになりますよね。
私も、もう何十年も前の話になりますが、「宝塚を受験したい」と両親に話した時、「うちはそんな裕福な家庭じゃないから無理。あきらめなさい」と言われ、とても辛く悲しい気持ちになったのを、今でも覚えています。
しかし、両親に反対されたくらいで諦めることのできる夢ならば、その程度の夢なのです。
本気で叶えたい夢ならば、「諦める」のではなく、なにか叶える方法はないかと、解決策を探すのではないでしょうか?
この記事では、ご両親に宝塚受験を反対された時の対処法と、実際に私が宝塚受験を反対していた両親を説得した体験談もご紹介しています。
本気であなたが宝塚を目指す覚悟があるのなら、これを読んで、ぜひご両親を説得してみて下さい。
ブレない意志を持つ
ご両親を説得するには、まず、あなた自身が誰に何を言われても、絶対に合格して、宝ジェンヌになるんだ!というブレない強い意志を持つことが必要です。
本当に自分にできるのか?
受験に失敗したらどうしよう…
と、あなた自身が考えているうちは、ご両親にもその気持ちは見透かされて、受験も許してはもらえないでしょう。
しかし、どうしても叶えたい夢ならば、ブレない強い意志を持ち、ご両親を説得する必要があります。
それでは、ブレない強い意志をもつには、どうしたらよいのでしょうか?
ブレない意志を持つ2つのステップ
ブレない意志を持つには、2つのステップがあります。
- 具体的な計画を立てる
- 誰かに宣言してしまう
です。
①具体的な計画を立てる
ここでいう具体的な計画を立てるとは、ご両親があなたに出してくる課題を、「どのような対策を立ててクリアしていくか」ということを、具体的にしっかりと説明できるように、下調べをしたり、考えておくことです。
その具体的な計画をたてておけば、先にゴールが設定されているので、意志がブレることはありません。
こちらは、また後ほど詳しく説明したいと思います。
②誰かに宣言してしまう
まだ、決まってもいないことを、あたかも決まっているかのように誰かに宣言してしまうと、やらざるを得ない状況になるため、意志もブレなくなります。
たとえ、宝塚受験を許されていない状況でも、誰かに「宝塚を受験してタカラジェンヌになる」と先に宣言してしまいましょう。
そうすることで、絶対に諦めないという覚悟を持つことができ、今、宝塚を受験しなかったら一生後悔する!必ず、やり遂げてみせる!という強い気持ちになります。
また、そんなあなたの強い気持ちを理解してくれて、あなたの夢を応援してくれる人が現れたりすることもあります。
具体的な計画の立て方
ここで、具体的な計画の立て方を、お教えします。
まず、ご両親があなたに出す7つの課題を見てみましょう。
宝塚受験に反対するご両親は、あなたにこんなことを言って、7つの課題を出してきます。
7つの課題
- 「バレエだって習ったことがないんだから、できるわけないでしょ」(能力・スキルの課題)
- 「お金がかかりすぎるから、うちには無理」(コストの課題)
- 「どうせ受からないんだから、レッスンしても意味がないでしょ」(価値・目的の課題)
- 「どうせ途中で諦めるんでしょ」(やる気の課題)
- 「今からレッスンを始めても遅いよ」(時間の課題)
- 「宝塚に入れる人なんて一握りでしょ」(確率論の課題)
- 「受験に失敗したら進路はどうするの」(失敗前提の課題)
このように言って、あなたに課題を与えてきます。
この7つの課題をあなたはどのようにクリアしていくかを、具体的にしっかり考え準備しておくことで、ご両親との話し合いのなかで、ブレることなく自分の意志をきちんと伝えることができます。
例えば
両親「あなたは、バレエだってならったことがないんだから、宝塚受験なんて無理でしょ」
と言ってきた時に、
あなた「無理かどうかはやってみないとわからない。今から必死でレッスンするから、○○受験スクールに通わせてほしい。家からも学校からもアクセスがいいし、教室も駅から近いから安心なの」
といった感じで、課題に対する、あなたの具体的な計画をしっかり示すことが大切です。
ぜひ、この7つの課題をクリアするために、あなた自身の具体的な計画を考えてみて下さい。
そして、具体的な計画が明確になったら、ゆっくりご両親と話し合う時間をとってもらいましょう。
私が両親を説得した体験談
最初にもお話しましたが、私も両親に宝塚受験を反対されていました。
ここで、実際に私が宝塚受験を反対していた両親を説得した体験談をお話したいと思います。
当時、私は、高校2年生でした。
なぜ、両親が宝塚受験に反対していたのかというと、ずばり、「宝塚はお金持ちのお嬢様しか入れない」というイメージから、うちのような一般家庭では無理だと決めつけていたからです。
本当に無理なのか…、私は受験にかかる費用、音楽学校の学費、その他にもかかると考えられる費用を色々調べてみたところ、大学に入るのに必要な費用とそれほど大きく変わらないということがわかりました。
しかし、大学受験と並行して宝塚受験をすることは、両親の負担を考えると、費用的に難しいと思ったので、私は迷うことなく宝塚受験にかけることにしました。
大学受験はいくつになってもできる、でも宝塚受験は今しかできない!という思いが強かったからです。
受験して不合格だったら諦めもつくけど、受験もせずに諦めるのだけは絶対に嫌だったのです。
両親には、大学に行く費用とそれほど変わらないこと、大学受験はしない代わりに宝塚を受験させてほしいこと、このまま受験しないで諦めるのは絶対嫌だということを話し、受験するだけでも許してほしいとお願いしました。
すると、両親は、「あなたがそこまでやりたい事なら、やってみなさい。ただし、やるからには、合格を目指して頑張りなさい」と言ってくれて、ようやく私は宝塚受験を許してもらうことができました。
その時私は、応援してくれた両親のためにも、絶対に合格する!と心に誓いました。
ご両親が一番願っていることは、あなたの幸せです。
それが、あなたが幸せである道ならば、きっとご両親も理解してくれるはずです。
諦めず、粘り強く、ご両親を説得してみて下さい。
まとめ
宝塚受験を両親に反対された時の対処法、お分かり頂けたでしょうか?
両親に反対されているからと、なにもせずに諦めてしまったら、一生後悔することになるかもしれません。
夢に挑戦できなかったことを、ご両親のせいにしかねません。
先ほどもお話しましたが、私の経験から、夢は諦めなければ、必ず扉は開きます。
私も、宝塚受験の夢を諦めなかったから、両親も最後は納得してくれて、宝塚音楽学校を受験することができました。
ですので、どうかあなたも、挑戦する前に夢を諦めないで下さい。