ずっと憧れていたバレエ。
大人になってから思い切って始めてみたけど、上手い人と比べてしまって落ち込んでしまう…
その気持ち、よくわかります!
私は、大人になってからバレエを始めたという方に、バレエを教えているバレエ講師ですが、私が教えている生徒さんの中にも同じ悩みを持ち、暗い顔をされている方、たまにいるんです!。
そんなあなたに、大人バレエを教えているバレエ講師の私が、 バレエの上手い人と比べて落ち込まない5つの方法をご紹介したいと思います。
- なぜバレエを始めたのか理由を書き出す
- バレエが上手い人に上手な理由を聞いてみる
- 自分自身の苦手を克服する努力をする
- バレエは芸術であることを理解する
- バレエをもっと楽しむ
です。それぞれ解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
【大人バレエ】上手い人と比べて落ち込まない5つの方法
私が、バレエを教えている同じ悩みをもっていた生徒さんに、この5つの方法をアドバイスしたところ、
「自分より上手な人を見ても落ち込むことはなくなり、今まで以上にバレエが楽しく好きになりました。」
と言ってもらえました!。
なぜバレエを始めたのか理由を書き出す
あなたは、なぜ大人になってからバレエを始めたのでしょうか?
まず、その理由を書き出してみて下さい。
- 子供の頃から習いたかったけど、親に反対され習わせてもらえず、大人になった今、思い切ってやってみようと思った。
- 最近バレエを始めた友達が痩せて綺麗になっていくのをみて、自分も綺麗になりたいと思いはじめた。
きっと、バレエを始めたきっかけは、それぞれ色々な理由があると思いますが、共通して言えるのは、バレエというものに興味があって、やってみたい!と思ったからですよね。
誰かと比べて落ち込むために、始めた訳ではないはずです。
初めてバレエをやってみた時の気持ちも思い出してみて下さい。
難しい…、思うように体が動かない…、バレエ用語が理解できない…、色々感じたと思います。
でも、よく考えてみて下さい。
ここで、私にはできない…、無理だ…、と思ってバレエを辞めてしまった人は、この記事を読んではいないと思います。
今は上手くできないけど楽しい、もっと上手になりたい、そう思ってバレエを続けてきた人が、読んでくれているはずです。
つまり、あなたは、自分より上手な人が気になるほど、あなた自身のバレエの実力も上がってきたということなんです。
私もバレエを始めた時は、もう楽しくて楽しくて、週2回のバレエのレッスンが楽しみでしかたなかったのに、だんだんレッスンを重ねていくうちに、急に上手な子が気になってきたことを覚えています。
なので、私は上手い人と比べて落ち込むのではなく、むしろコツコツ継続してきたからこそ、人と自分を比較できるほど、自分のバレエの実力が上がってきていることを喜ぶべきだと思います。
落ち込むよりむしろ、自信を感じてほしいです。
バレエが上手い人に上手な理由を聞いてみる
そうは言っても、やっぱり、バレエが上手い人と自分を比べて落ち込んでしまう…
そんなあなたにもう一つおすすめの方法をが紹介します。
思い切って、あなたよりバレエが上手いと思う人に、バレエが上手な理由を聞いてみて下さい。
いつからバレエを習っているのか、バレエが上手くなるコツはあるのか、おうちでのストレッチ法など、なんでもかまいません。
きっと、志のある方であれば、喜んで教えてくれると思います。
そこで、あなたは、気が付くと思います。
その人が、あなたよりも、努力していることに…。
なので、あなたより上手くて当然なんです。
ですので、 落ち込むのではなく、むしろ、目標にしてあなたなりの努力をしてみて下さい。
万が一、なにも教えてくれないような人ならば、あなたが自分と比較して落ち込むに値する人物ではないと思って、その瞬間から落ち込むのはやめましょう。
自分自身の苦手を克服する努力をする
バレエが上手い人と自分を比べて落ち込んでしまうのは、なぜでしょう?
相手の事ばかりを気にして、自分自身にフォーカスしていないからです。
まずは、あなたの得意なこと、先生から褒められたことがあることや、反対に苦手なところ、もっと上手くなりたいところ、など書き出してみて下さい。
甲が生まれつき高いので、つま先を伸ばした時に綺麗にみえる、とか、体が硬いので柔らかく体を動かすことが苦手、など思いつくままにあげてみて下さい。
あなたにだって、みんなからスゴイと思われるような実力があること、同時に、克服しなければいけない課題もあることが見えてくるはずです。
そうなんです!。
バレエが上手い人と比べて、落ち込んでいる暇なんてありませんよね。
自分自身を見つめて、良いところはたくさん褒めてあげて下さい。
あなたが努力した結果です。
そして、自分自身の苦手を克服する努力をしてください。
そうしていくうちに、いつの間にか、バレエの上手い人と比べて落ち込むことはなくなりますから。
バレエは芸術であることを理解する
バレエは芸術です。
バレエは、上手い下手で区別できるような技術的な面も、もちろん必要な要素ですが、芸術ですから人の心を動かし感動を与えることも重要な要素になってきます。
人の心を動かし感動を与えるには、技術だけではなく、熱意や情熱を向けて一生懸命、働きかけることで、人の心に届き、心動かされ、人に感動を与えることができるのではないでしょうか?。
もしかしたら、あなたがバレエが上手いと思っている人が踊るバレエよりも、熱意や情熱をむけて踊ったあなたのバレエの方が、人に感動を与えることができるかもしれません。
ですので、バレエが上手い下手で、あなた自身を評価して落ち込む必要はどこにもないのです。
バレエをもっと楽しむ
最後に、私が一番言いたいことをお伝えします。
バレエをもっともっと、楽しみましょう!ということです。
せっかく何らかのきっかけで、大人から始めたバレエなんですから、バレエが上手い人と比べて、落ち込むなんて本当にもったいないです。
大人バレエは、楽しむことがなによりも大切だと私は思います。
好きなクラッシックの音楽にのせて体を動かすことを、楽しみましょう。
バレエをしているから、最近痩せて綺麗になったねと友達に褒められたことを、楽しみましょう。
努力することで、苦手だったバレエの振りを覚えられるようになったことを、楽しみましょう。
きっと、あなたのそのバレエを楽しむ気持ちが、バレエの上手い人と比べて落ち込むなんていう、ネガティブな気持ちを、吹き飛ばしてくれますよ!
まとめ
バレエの上手い人と比べて落ち込まない5つの方法
- なぜバレエを始めたのか理由を書き出す
- バレエが上手い人に上手な理由を聞いてみる
- 自分自身の苦手を克服する努力をする
- バレエは芸術であることを理解する
- バレエをもっと楽しむ
をご紹介しました。
私が教えているバレエのクラスでは、レッスン着もファッションとして楽しんでいらっしゃり、
毎回素敵なレッスン着でバレエのレッスンを受けて下さる生徒さんがいます。
私がその方に、
「そのレオタード、とても素敵でお似合いですね」
と言うと、
「先生、私、素敵なレッスン着を着て、バレエのレッスンを受けると、気分も上がってとっても楽しいんです!」
と仰って、
「今年還暦なんですけど、バレエのレッスンは動けなくなるまでやり続けたいと思っています」
と笑顔で仰っていました。
バレエの上手い人と比べて落ち込ちこむなんて、もったいないと思いませんか!
ぜひ、私のご紹介した5つの方法を試してみて、あなたも素敵で楽しい大人バレエライフを楽しんで下さいね!