ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いを調査!その差って何?

雑学

「ミルクティー」と「ロイヤルミルクティー」の違いは、ズバリ、淹れ方に違いがあります!

  • 「ミルクティー」=紅茶にミルクを入れたもの
  • 「ロイヤルミルクティー」=温めたミルクに茶葉を入れて蒸らしたもの

この記事では次のことをまとめています

  • ミルクティーとは
  • ロイヤルミルクティーとは
  • 「ミルクティー」と「ロイヤルミルクティー」の淹れ方の違い
  • ミルクティーの基本材料
  • もっとおいしいミルクティーの楽しみ方

ミルクティーを片手にぜひ読んでいただき、次はもっとおいしいあなた好みのミルクティーを作ってみて下さいね。

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ミルクティーとは

ミルクティーとは、水や熱湯で煮出した紅茶にミルクを入れて完成させたものです。

1680年頃フランスでミルクティー文化が発祥し、イギリスにも伝えられました。

ミルクティー(milk tea)は和製英語で、英語ではティーウィズミルク(tea with milk)と呼ばれています。

ロイヤルミルクティーよりは、軽めの味のミルクティーがティーウィズミルクといえそうです。

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ロイヤルミルクティーとは

ロイヤルミルクティーとは、簡単にいってしまうと、温めたミルクに茶葉をいれてむらしたものです。

ロイヤルミルクティーは贅沢なミルクティーという意味合いで、紅茶メーカーのリプトンによって広められた和製英語です。

本場イギリスをはじめとする英語圏ではシチュードティー(stewed tea)と呼ばれることもあるそうです。

ミルクティーよりは、こってりとした濃厚な味のミルクティーがロイヤルミルクティーといえそうです。

ミルクティーとロイヤルミルクティーの淹れ方の違い

ミルクティーとロイヤルミルクティーの淹れ方の違いをそれぞれ詳しくみてみましょう。

おいしいミルクティーの淹れ方

・分量と蒸らし時間は正確に計る
・濃い目に淹れるのがポイント
・ミルクは市販の牛乳を使い、常温のものを使用
  1. くみたての新鮮な水を強火で短時間でわかす
  2. ポットとカップ、ミルクにお湯をそそぎ、温まったらそのお湯をすてる
  3. 温めたポットに人数分の茶葉を計り入れる(1杯分の目安:3g)
    ストレートティーよりも茶葉を少し多めに使用する
  4. 沸騰したての100℃のお湯(1杯分の目安:170cc)を注ぎ、蓋をしてむらす。
    (ポットコジーをポットにかぶせるとなお良い)
    ミルクティーを入れる場合は、ストレートより1分程度長くむらす。
  5. ティーストレーナー(茶こし)を使って、カップに紅茶(9分目くらいを目安)を注ぎ、上からミルク(ティースプーン2~3杯分が目安)を注ぐ。
    または、ミルクを先にカップに入れて、上から紅茶を注ぐ。

おいしいロイヤルミルクティーの淹れ方

・分量と蒸らし時間は正確に計る
・牛乳に乾いたままの茶葉は入れない
・ミルクは高温になるまで温めない(沸騰させない)
・ミルクの中に茶葉を入れたら火にかけない
  1. 耐熱容器に茶葉(1杯分の目安:3g)を入れ、熱湯をかけて湯がく
    茶葉がなじみ開くまでひたしておく
  2. 手鍋に水と牛乳を入れて加熱する
    カップ1杯分の目安は170mlくらいなのでそれぞれ杯数分の1/2量を手鍋に入れる
  3. 牛乳の温度を均一にするため、手鍋の縁をかき混ぜながら温める
  4. 高温にならないうちに、全体に泡がでてきたらすぐに火をとめる
  5. 湯がいておいた茶葉を4の手鍋に入れて、軽くかき混ぜる
  6. マットを下にひいて手鍋を置き、蓋をしてストレートティーよりも1分ほど長くむらす
    【蒸らし時間が長いため、ポットコゼーをポットにかぶせるとなお良い】
  7. 充分にむらし終えたら、ティーストレーナー(茶こし)を使って、温めたポットに最後の一滴まで注ぐ。または、直接温めたカップに注ぎ分ける。
  8. 甘みを加えると牛乳と紅茶に一体感がでて口当たりもなめらかになる

ミルクティーの基本材料

ミルクティーは、ミルク、茶葉、甘み、スパイスがティーカップの中で全て調和してこそ、おいしいミルクティーになります。

ミルクティーに合う基本材料を詳しくご紹介します。

ミルクティーに合うミルク

紅茶に入れるミルクの条件は2つあります。

  • 紅茶本来の風味を消さないこと
  • 紅茶の色がきれいなクリームブラウンになること

その点から、もっとも適しているのは市販の牛乳です。

室内に出しておき「常温」で使うか、または高温にしすぎないように温めて使います。

コーヒー用のクリームや生クリーム(植物性)は植物脂肪分が高いため、紅茶香味を邪魔してしまうので、ミルクティーにはあまり向きません。

ただし、ミルクに生クリームなどの乳脂肪分の多いものを少量ブレンドすると、個性のあるおいしいミルクティーになります。

現在売られている市販の牛乳の種類の特色と、ミルクティーに合うかのおすすめ度をまとめてみました。

参考にしてみて下さい。

★牛乳(高温殺菌牛乳)

乳脂肪分3%~4%位で生乳以外は加えられていないもので、牛乳の中では一番ポピュラー。
120~130℃で1~3秒加熱して殺菌していますが、タンパク質や脂肪分が焦げた独特な香りが紅茶の風味をそこねてしまうと考えられています。
ジャージー種の牛乳は加工なしで乳脂肪分が5%位あり、濃くおいしいですが、生産量が少ないこともあり値段は高めです。

ミルクティーに合うおすすめ度…☆☆☆★★

★低温殺菌牛乳

61~65度で30分加熱し殺菌した牛乳。じっくり時間をかけて殺菌することにより、牛乳本来のうまみや栄養を、限りなく生乳に近い形で残したもの。
成分の焦げつきが少なく香りもあまりしないため、生乳本来の甘みが感じられます。
本場イギリスで使われているのは、パスチャライズ牛乳と呼ばれる低温殺菌牛乳で、ミルクティーには一番おすすめの牛乳です。

ミルクティーに合うおすすめ度…★★★★★

★濃厚牛乳

生乳にクリームや濃縮乳、バター、脱脂粉乳等を加えた加工乳。乳脂肪分が4~4.5%位あるので、濃厚な味がしますが、紅茶の風味を消すほどではありません。
アッサム等に向きます。

ミルクティーに合うおすすめ度…☆☆★★★

★低脂肪乳

脂肪をカットし脱脂粉乳を加えて調整した加工乳。
味も色も薄いです。軽いミルクティー向きに思えますが、水っぽい仕上がりになってしまいます。

ミルクティーに合うおすすめ度…☆☆☆☆★

エバミルク

牛乳を完全殺菌の後、約1/2.5に濃縮したもの。使い方によっては、おいしいミルクティーができます。

ミルクティーに合うおすすめ度…☆★★★★

ミルクティーに合う茶葉

ミルクティーには、ミルクを入れても紅茶の風味が損なわれず、色が濃く出る、個性の強い茶葉を選びましょう。

●ミルクティーに合う茶葉

  • Assam アッサム(インド紅茶)…強い渋みの中にほのかな甘みが感じられる紅茶
  • Keemun キーマン(中国紅茶)…スモーキーな味と香りが特徴
  • Uva ウバ(セイロン紅茶)…甘い花の香と切れ味の良い爽快な味わい
  • Dimbula ディンブラ(セイロン紅茶)…軽い仕上がりなのに、葉の持ち味がきちんと整った仕上がり
  • Kenya ケニア(ケニア紅茶) … 渋みが少なくさっぱり爽やかな味

ミルクティーに合う甘み

ミルクティーには甘みをつけたほうが調和がとれて、よりおいしいと感じられ、また牛乳本来の甘みを引き立てて、一層味わいを深めてくれます。

ミルクティーに合うおすすめの甘みをご紹介します。

  • グラニュー糖…味にくせがなく溶けやすい。紅茶には最適。
  • はちみつ…はちみつにしかない風味を楽しめます。
  • メイプルシロップ…香ばしい味とすっとした独特の甘み
  • パームシュガー…香ばしく深みのある味わい
  • 黒糖…コクはあるけれど後味はあっさりしている

ミルクティーに合うスパイス

ミルクティーにスパイスを入れると、紅茶の渋みと調和してそのおいしさやコクが引き立つだけでなく、新陳代謝をよくして体にもよい効果があります。

スパイスは、紅茶を入れる時にポットに加えて茶葉と一緒にむらします。

スパイスにはホール状のものとパウダー状のものがあります。

  • ホール状のもの…スパイスマッシャーなどでよく砕き、茶こしを通さない程度に細かく砕いて紅茶に加えます。
  • パウダー状のもの…簡単に混ざるので便利ですが、水色が濁ったり、溶けきらず飲み口が悪くなったりするので、入れすぎに注意が必要です。

ミルクティーに合う基本のスパイスをご紹介します。

  • ジンジャー…セイロン紅茶、インド紅茶に合う
  • シナモン…インド紅茶に合う
  • ナツメグ…インド紅茶の濃いミルクティーに合う
  • クローブ…インド紅茶の濃いミルクティーに合う
  • カルダモン…インド紅茶の濃いミルクティーに合う
  • アニス…セイロン紅茶に合う
  • バニラ…ミルクティー全般に合う。メイプルシロップとも相性が良い。

もっとおいしいミルクティーの楽しみ方

もっとおいしいミルクティーの楽しみ方をご紹介します。

ミルクと紅茶の比率について

ミルクと紅茶の比率を変えると色も味も全く違った仕上がりになります。

また、甘味やスパイスを加えることで、ミルクティーをまた違った感覚で楽しむことができます。

  • その日の気分によって
  • 茶葉によって
  • ミルクの質によって

楽しみながら、その比率を変えて、ご自身の「お気に入りの一杯」をぜひ淹れてみて下さい。

基本的に比率はお好みで決めてよいとおもいますが、2つだけ注意点があります。

  1. 全体に温度が下がるほどミルクをいれないようにすること
  2. 紅茶以外の風味があまりにも強くなりすぎないこと

この2点だけ注意してみて下さいね。

ミルクが先?それとも紅茶が先?

イギリスでは定番のミルクティー。

イギリスでは、100年以上も前から、ミルクティーについて「ミルクを先に入れるべきだ」「いや、紅茶を先に入れるべきだ」と熱い議論が巻き起こっていました。

紅茶が先の人は「MIA(Milk In After)」、紅茶が後の人は「MIF(Milk In First)」と呼ばれています。

MIA(Milk In After)

 

 

 

 

 

 

 

  • カップに紅茶を注いだ後、徐々にミルクを足していきます。風味の調節には合理的です。
  • 上流階級に多い
    【映画「マイ・フェア・レディ」でレディになったイライザは紅茶を先に入れて飲んでいます】

MIF(Milk In First)

 

 

 

 

 

 

 

  • ミルクを先に入れたカップに紅茶を注ぎます。科学的には美味だと言われています。
  • ワーキングクラスに多い
    【映画「メリー・ポピンズ」には、家庭教師である主人公メリーが紅茶を後に入れるシーンがあります】

2003年6月、英国王立科学協会は「紅茶の味を引き立てるのは”MIF”」との論文を発表しています。

熱い紅茶にミルクを入れると、ミルクの温度が急上昇します。
そうすると、ミルクの中の「カゼイン」という成分が紅茶の成分と混合する前に変性してしまいます。
その結果、ミルク特有の匂いが出てきたり紅茶の渋みが抑えきれないことがあるそうです。

一方はじめにミルクを入れて上からゆっくり熱い紅茶を注ぐことで、ミルクの温度は徐々に上昇するのでそのようなことが起こりにくいようです。

そのため、MIF(ミルクを先に入れたカップに紅茶を注ぐ)の方が、科学的には美味しいとされています。

あなたは、ミルクが先ですか?それとも紅茶が先ですか?

どちらがお好みか、ぜひ試してみて下さい。

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違い・まとめ

ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いは淹れ方にあります。

おいしいミルクティーとロイヤルミルクティーの淹れ方をマスターして、紅茶の時間を楽しんで下さいね!

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