「数字の7を幸運の数である」とすることを「ラッキーセブン」と呼びますが、なぜ6や8の数字ではなく7なのか気になりますよね。
この記事では、
- ラッキーセブンの由来について
- 数字の7がラッキーナンバーになった訳
について、それぞれ解説しています。
ラッキーセブンの由来は野球
「ラッキーセブン」と呼ばれるようになった由来は、野球にあると言われています。
この章では、野球における「ラッキーセブン」の由来を3つご紹介します。
野球における「ラッキーセブン」の由来①
ラッキーセブンは、英語である「lucky seventh」から来ていて、野球においては7回の攻撃を意味します。
7回の試合終盤になると、ピッチャーは100球越える投球に疲れてくるのに対して、バッターはピッチャーの投球に慣れてきます。
よって、攻撃側は得点の加点につながるチャンスになりやすいことから、7回の攻撃を「ラッキーセブン」と呼ぶようになったといわれています。
野球における「ラッキーセブン」の由来②
1930年代、サンフランシスコ・ジャイアンツは7回の攻撃で逆転勝利することが多かったといいます。
そこから、「7回の攻撃はチャンスが巡ってくる」と考えられ、試合のターニングポイントになる7回は、幸運の数「ラッキーセブン」と考えられていたといわれています。
野球における「ラッキーセブン」の由来③
また、1885年9月30日、シカゴ・ホワイトストッキングス(現シカゴ・カブス)の7回の攻撃の時、打ち上げたフライが強風にあおられてホームランになりました。
ホワイトストッキングスは、このホームランが決め手となり優勝しました。
勝利投手のジョン・クラークソンがこの出来事を「lucky seventh」(幸運な7回)と語ったことが流行のきっかけとなり、7の数字を幸運の数とする「ラッキーセブン」の言葉の由来とも言われています。
数字の7がラッキーナンバーになった訳
数字の7を縁起がよいとする起源は、紀元前2世紀までさかのぼります。
旧約聖書にある「神は7日間で天地万物を創造した」という記述から、7という数字は「完全」や「全て」という意味を持つようになります。
はじめて、数字の「7」を特別な数字と考えたのは、古代イスラエル人と言われています。
古代イスラエルでは「3」は天の数、「4」は地の数と考えられており、
「3」天の数+「4」地の数=「7」は聖なる数字 |
として、幸運を招く数字として扱われてきました。
これは、旧約聖書とも関係しているといわれます。
サマリー:ラッキーセブンの由来は野球!数字の7がラッキーナンバーになった訳
この記事では、
- ラッキーセブンの由来について
- 数字の7がラッキーナンバーになった訳
について、それぞれ解説しました。
ラッキーセブンの由来について |
「ラッキーセブン」と呼ばれるようになった由来は、野球にある |
数字の7がラッキーナンバーになった訳 |
旧約聖書にある「神は7日間で天地万物を創造した」という記述から |
この記事が、あなたのちょっとした話のネタになれれば幸いです。